- 物流企業
26/01/07
川崎近海・山鹿社長年頭あいさつ、創立60周年、次のステージへ挑戦
川崎近海汽船(本社・東京)の山鹿徳昌社長は1月1日、従業員向けに年頭あいさつを発表した。今年の干支(えと)「丙午」にちなみ「物事をスピード感をもって前進させてゆく年」と位置付け、創立60周年を節目に次のステージへの挑戦を呼び掛けた。
昨年の企業活動で印象に残った出来事として、日本製鉄によるUSスチール買収の成功、造船業が戦略的重点投資分野となったこと、サイバー攻撃への対応の3点を挙げた。特に造船業については「船という物理的資産や海上輸送の実行力・現場力の重要性に対する認識が高まった」と評価し、社会インフラとしての海上輸送サービスの価値評価が変わる転機になる可能性を指摘した。
成長戦略では、外航部門でバイオマス輸送の業界圧倒的存在を目指し、内航不定期船部門では顧客基盤の強化、内航定期船部門では北海道航路を中核にモーダルシフト需要への対応を進める方針を示した。フェリー部門では八戸(青森県)・苫小牧(北海道)での地域密着施策による新たな人流創出を掲げた。
「この数年の安定した業績により経営ステージは一段上がった」とし、各部門が自信を持ってスピード感を意識して挑戦することで企業として成長する年にしたいと述べた。