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25/12/23

鈴与商事など3社、静岡市で産業用燃料電池フォークリフトの運用実証

 鈴与商事(本社・静岡市、伊藤正彦社長)など3社は12月1~19日、静岡市の新興津国際物流センターで水素を燃料とする燃料電池フォークリフトの運用実証を実施した。静岡県から委託を受け、水素エネルギーの実用性と有効性を検証した。

静岡市で水素を燃料とするフォークリフトの運用実証を実施した

 実証は、鈴与商事、鈴木商館、トヨタL&F静岡の3社で実施。鈴与商事が実証の全体を統括し、トヨタL&F静岡はフォークリフトのレンタル、鈴木商館は水素供給・水素充てんを担当。アオキトランス、天野回漕店、鈴与、清和海運の4社が試験利用した。
 静岡県は、カーボンニュートラル(炭素中立)を目指し、清水港を活用した水素供給拠点の整備や水素ステーションの開設など、地域産業・物流分野での水素利活用を推進する取り組みが進む。3社は、実証を通じて水素エネルギーの実用性と有効性を検証し、地域産業の水素活用モデルを構築し、持続可能な社会の実現と地域経済の活性化に貢献する。