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25/12/22
ネクスコ西日本、新名神大津―城陽間 工事完了まで3年以上
西日本高速道路(=ネクスコ西日本、本社・大阪市、芝村善治社長)は12月18日、新名神高速道路の大津ジャンクション(JCT)―城陽JCT・インターチェンジ(IC)間の工事進ちょく状況について土工工事、橋りょう工事、舗装施設工事の完了に少なくとも3年以上かかるとした。工事の進ちょくによってはさらに1~2年程度の期間を要する見込み。
同区間では滋賀県域、京都府域の全線にわたって土工、トンネル、橋梁工事を推進中。区間中にある宇治田原ICは、山砂利採取後の埋め戻しが広範で軟弱な地盤であり、地盤改良と切土工事を繰り返し行い本線の構築を進めている。現時点でも想定以上のコンクリート殻などの発生が続いており、今後の混入状況も不明であることから、引き続き工事の進ちょく確認が必要とした。
同社は工程精査を継続しつつ、工事の安全を最優先に開通を目指す。