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25/12/22

インドネシア総研、インドネシアのドライバー育成シンポジウムを支援

 インドネシア総合研究所(本社・東京、アルベルトゥス・プラセティオ・ヘル・ヌグロホ社長)はこのほど、インドネシア・ジャカルタで開催したシンポジウム「インドネシア ロジスティクス・アンド・ドライバー」を支援した。「インドネシア×ドライバー育成」をテーマとしたシンポジウムでドライバーの新たな育成モデルと連携体制について合意形成がなされた。
 シンポジウムは、自動車学校運営などを手掛けるTDGホールディングスが主催。日本の高い安全基準と職業倫理を備えたプロフェッショナル・ドライバーを育成し、インドネシア人材がグローバルに活躍できる基盤をつくることを目的に、インドネシアの労働省・運輸省・国家警察・大学と日本企業が参画した。
 インドネシア総研は、ドライバーの専門職化を提唱し、知識・技能・安全基準を兼ね備えた人材育成のビジョンを表明。TDGホールディングスは今後5年間で特定技能制度を活用した1万5000人の物流ドライバーを受け入れる方針を発表した。
 インドネシア総研は今後、日本の安全運転技術・職業倫理教育を取り入れたモデル訓練プログラムの構築や、運転技能に加え言語・文化・安全基準を網羅した総合トレーニングの提供、教育体系の高度化に取り組む。

インドネシア・ジャカルタで開催された国際物流シンポジウムの様子