• 物流施設

25/12/19

プロロジス、岩手・金ケ崎町のIC隣接地に物流施設しゅん工

 プロロジス(本社・東京、山田御酒会長兼CEO)は12月18日、岩手県金ケ崎町に物流施設「プロロジスパーク北上金ケ崎」をしゅん工した。東北自動車道の北上金ケ崎インターチェンジに隣接し、東北広域配送の拠点需要に応える。
 所在地は金ケ崎町六原土井道合、後平地内。敷地面積は約7万8484平方メートル。鉄骨造2階建てで、延べ床面積は約5万5112平方メートル。両フロアとも、有効天井高は約5・5メートル、床荷重は1平方メートル当たり1・5トン。
 1・2階を縦に一体利用できるメゾネット型で保管効率を高めた。荷物用エレベーターを備え、垂直搬送機の追加にも対応する。また、1階には、建物内部の2車路に沿って着車できる高床式トラックバースを設け、天候に左右されないスムーズなアクセスと荷さばきをサポートする。敷地内動線は全ルート一方通行で、安全性と機動性の向上を図る。施設の雨どいに融雪ヒーターを整備し、降雪時にも安全で効率的な運用を確保する。
 各専有部1階にはラウンジスペースを設置した。また、サステナビリティー(持続可能性)の取り組みとして、金ケ崎町の特産品のアスパラガスや、ケールの廃棄物をアップサイクルしたアートワークを施設内に採用した。
 同エリアは、東北自動車道や国道4号、秋田自動車道や釜石自動車道が交わる地点に位置する。

「プロロジスパ―ク北上金ケ崎」外観。手前のスペースには「「プロロジスパ―ク北上金ケ崎2」を計画