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25/12/11

鈴与、貿易事務DXの新システムを提供開始

 鈴与(本社・静岡市、鈴木健一郎社長)は12月1日、貿易事務DX(デジタルトランスフォ―メーション)の新システム「PO Navigator(ピーオー・ナビゲーター)」の提供を開始した。企業の貿易事務の効率化や情報の一元管理を後押しする。

「ピーオー・ナビゲーター」概略図

 PDF形式のデータをOCR(光学文字認識)で読み取り、ダッシュボードで照合状況が確認できる。発注書(PO)と請求書(インボイス)を自動で照合し、進ちょく・在庫の可視化や業務のペーパーレス化・標準化も可能となる。
 物流・貿易領域では、人手がかかる作業が多く残る。特に発注関連業務では、エクセルデータや紙の書類による手作業が主流で、照合作業・残数管理・進ちょく管理などのプロセスが複雑化。経理・調達・物流部門の業務負荷が課題となっている。