- 船・鉄道
25/12/11
栗林商船、中学生記者が貨物船「神永丸」を取材
栗林商船(本社・東京、栗林宏𠮷社長)は11月22~24日、中学生記者20人が運航船「神永丸」の本船見学や東京湾の海運・物流の現場を取材した。取材を通じて海事産業への理解を深め、将来を担う人材育成につなげる。
千葉県教育・文化・スポーツ振興協会主催の「関東在住の中学生記者による東京湾取材ツアー」に協力した。22日に、グループ会社の栗林マリタイムの航海士が中学生記者の取材に対応。船員のキャリア形成、乗船生活、チームワーク、海上輸送の社会的重要性について説明した。
23日には、名古屋航路で運航する貨物船「神永丸」で本船を見学。乗組員が操船設備、安全設備、荷役作業、船員の役割を説明した。24日には、館山湾周辺で海洋施設、港湾関連施設、海上技術学校などの取材・見学を行った。
栗林商船は、海運業界の魅力発信や次世代育成を重要な取り組みとして位置付け、教育機関や報道機関との連携を積極的に進めている。今回の取材を将来の海事産業を担う人材育成の観点から意義深いものと位置付け、今後も日本の物流を支える「海の仕事」の価値を広く発信する。

中学生記者による貨物船「神永丸」の見学・取材を通して、海運業界の魅力発信や次世代育成につなげる