• 物流企業

25/12/08

ギオン、ドライバーコンテスト開催 実技・学科試験で競う

 ギオン(本社・相模原市、祇園彬之介社長)は11月25日、ギオン厚木センター(神奈川県厚木市)でドライバーコンテストを実施した。全社的な安全意識の向上とドライバーの運転技能向上を目的に、実技競技、安全講習座学、学科試験を通じて総合的に評価した。
 コンテストは、全国の拠点から選出された代表ドライバー9人が参加。実技競技では、4トン車で出入り口が一つしかない四角形の狭い「たこつぼコース」に前進で進入し、切り返しを行いながら方向転換して前進で脱出する課題が出され、ドライバーたちは正確な車幅感覚と高度な車両操作技術を試された。
 また、座学では、いすゞ自動車首都圏の協力を得て安全運転の基本と最新知識を確認する講習が実施され、ドライバーとしての安全意識の統一が図られた。午後には法令や事故防止に関する学科試験が行われ、技能と知識の両面からドライバーたちを評価した。実技と学科の総合評価で上位3人に賞金が贈られた。
 閉会式後には、健康経営の一環として、グループ会社が運営するトレーニングジムのトレーナーによるドライバー向け運動プログラム(8分程度)を実施。長時間同じ姿勢でいることが多いドライバーの健康維持の重要性を再確認した。

実技試験では出入り口が一つしかない四角形の狭い「たこつぼコース」で技術を競った