- 物流企業
25/12/08
SGリアルティ、福岡県篠栗町に佐川急便の中継施設28年に稼働開始へ
SGリアルティ(本社・京都市、栗和田武社長)は2027年5月、佐川急便の大型中継センター施設を福岡県篠栗町にしゅん工する。既存4拠点と2拠点の一部を集約し、中継業務の効率化につなげる。28年6月、稼働を開始する。
「佐川急便九州中継センター(仮称)」の所在地は、篠栗町和田・津波黒ほか。九州自動車道の福岡インターチェンジから約2・6キロメートルの立地。敷地面積は約6万6853平方メートル。鉄骨造2階建てで、延べ床面積は約3万4271平方メートル。1階の南北両面にトラックバースを設置し、最大117台の大型トラックが接車可能となる。既存拠点の集約で、トラックの待機時間や荷物の積み降ろし時間を短縮し、トラックドライバーや倉庫内スタッフの労働環境改善にもつなげる。
また、自家消費型太陽光発電設備を設置し、二酸化炭素排出量の削減と電力コストの低減を図るほか、非常用発電設備を設置してBCPに対応する。185台分の大型駐車場も設ける。

「佐川急便九州中継センター」外観イメージ