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25/12/03

UDトラックス 中型トラック「コンドル」改良・拡充

 UDトラックス(本社・埼玉県上尾市、伊藤公一社長兼CEO)は11月27日、中型トラック「コンドル」を改良し発売した。車両総重量7・5トンから22トンまでの幅広いラインアップを継続しつつ、安全装備を拡充。一部車型には軽量・高効率エンジンと変速機を新たに展開し、燃費性能と走行性能を向上させた。
 安全装備では、右左折時の歩行者検知の衝突回避・被害軽減ブレーキや、左側方の自転車巻き込みに対応するブレーキ機能を全車に標準装備した。また、プレミアムパッケージ選択時には、車線維持支援機能に側方衝突抑制機能を搭載。車間距離クルーズを一部MT車に展開した。
 エンジンでは、信頼性に定評のある「4HK1」エンジンを改良し、低回転域のトルクをアップして燃費性能と静粛性を向上。一部車型には小型トラック「カゼット」の軽量な「4JZ1」エンジンを採用。9速デュアルクラッチで滑らかな変速が可能なAMT(機械式自動変速機)との組み合わせにより、十分な積載性と必要出力を確保しながら、従来より優れた燃費性能と発進性能、変速の応答の良さを実現した。

全車で安全装備を拡充し、一部車型に軽量・高効率エンジンと変速機を搭載した中型トラック「コンドル」