ＮＸ商事とスカニア、日本での販売・サービス網を強化

　ＮＸ商事（本社・東京、青木進社長）とスカニア・ジャパン（同・同、アラン・スーダン社長）は、スウェーデン・スカニア製トラックの国内販売とサービスネットワークの拡大を目指す。スカニアの製品力と、ＮＸ商事の全国物流ネットワーク・整備体制を掛け合わせ、トラックユーザーの信頼性向上と運行効率の最大化に貢献する。
　12月１日、東京エリアの既存サービス拠点を、販売機能を備えたスカニア販売ディーラーに更新した。また、ＮＸ商事の全国ネットワークを活用し、仙台・横浜・長野・名古屋の４拠点をスカニアサービスディーラーとして新たに開設する。
　ＮＸ商事は約５年前、スカニアの日本法人スカニアジャパンとの協業を開始した。東京エリアでのスカニアサービスディーラーとしての拠点運営を通じて、サービス提供体制を強化してきた。
　スカニアは1891年創業。スウェーデンのセーデルテリエに主要拠点を置く。現在、独フォルクスワーゲンの子会社トレイトンのグループ企業として、世界100カ国以上で事業を展開。生産は欧州や中南米で行っている。