- 物流機器メーカー
25/11/26
UDトラックス、小型トラック「カゼット」を改良・拡充
UDトラックス(本社・埼玉県上尾市、伊藤公一社長兼CEO)はこのほど、小型トラック「カゼット」で2輪駆動モデルの改良と4輪駆動の追加を行った。安全性能をさらに高めると同時に、市場ニーズの高い4輪駆動モデルを追加し、多様なニーズに応える。
安全機能として、交差点右左折時の対向車両を検知できるプリクラッシュブレーキ機能を装備する。対向歩行者のみだったブレーキの作動対象を、対向車両まで拡大。交差点内の事故被害を軽減する。先進安全装置オプションのスタンダード・アドバンス・プレミアムの各パッケージを選択した場合が対象。
プレミアムパッケージ選択時に装備される、ドライバー異常時対応システムも進化。ドライバーに急病などが発生した場合に、異常を検知し自動で停止する。レーンキープアシスト機能と連携し、車線内での自動停止を可能にし、安全・安定した停車動作を実現する。
また、ラインナップに4輪駆動モデルを追加。2輪駆動で好評の「いすゞスムースインテリジェントトランスミッション」を4輪駆動でも展開。9速への多段化やデュアルクラッチの素早いシフトチェンジで、ドライバーの疲労軽減などに貢献する。

小型トラック「カゼット」に4WD(4輪駆動)モデルを追加、安全機能も拡充し幅広い用途に対応する