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25/11/19

NTTロジ、JILS関西物流改善事例発表会で取り組みを発表

発表の様子

 NTTロジスコ(本社・東京、中江康二社長)は10月30日、日本ロジスティクスシステム協会(JILS)の「関西物流改善事例発表会2025」で、西日本マーケティングロジスティクスセンターが取り組みを発表した。
 物流センターの異なる業務間での人員の相互応援で、応援する業務内容を可視化し、各業務に専用ビブスを着用したトレーナーを配置した。また、入出荷量の週間予測から各業務の必要応援者数を算出し、各業務のリーダー間で情報共有する体制を確立するとともに、業務間の応援体制を標準化・体系化した。
 多能工化の推進で各業務固定の人員を削減し、柔軟な人員運用による効率化が進んだことで、顧客に対してもコスト削減の効果を還元できた。
 同社の物流センターでは繁忙期・繁忙時間帯での稼働調整として、異なる業務間で人員の相互応援を行っている。IT機器を扱う顧客の商材を4フロア全体で約290人が八つの担当業務に分かれて運営する大規模物流で、他業務の応援に回る作業員の人員規模も大きいという。