セイノーフィナンシャル、売掛保証サービスの利用エリア拡大

　セイノーグループのセイノーフィナンシャル（本社・岐阜県大垣市、熊川輝利社長）は11月17日、売掛保証サービス「カンガルー売掛保証プラス包括コース（付帯型）」の利用エリアを北海道・山陰・四国・九州に拡大した。従来は西濃運輸の事業所があるエリアのみの提供だったが、他のセイノーグループ傘下企業とのシステム連携でエリアを拡大し、より多くの顧客で利用を可能にする。
　カンガルー売掛保証プラス包括コース（付帯型）は西濃運輸のカンガルー便の輸送の見積書に売掛保証が明示され、内容に同意するだけで申し込みが完了する売掛保証サービス。簡単な手続きで追加料金なく、着荷主当たり年100万円、発荷主当たり年300万円まで保証。運賃と連動した保証料で手軽で導入しやすい料金体系。販売先の審査も不要だ。
　輸送に付帯したサービスのため、従来は西濃運輸の事業所があるエリアでの利用に限られていた。今回、セイノーグループの北海道西濃運輸・三重西濃運輸・日ノ丸西濃運輸・四国西濃運輸・九州西濃運輸とシステム連携し、エリアを拡大。セイノー輸送ネットワークを利用するより多くの顧客が利用可能になった。