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25/11/18

日本GLP、入居物流企業あんしんと太陽光PPA契約で電力供給

 日本GLP(本社・東京、帖佐義之社長)は9月1日、同社運営施設に入居する沖縄県浦添市の物流企業あんしんと太陽光PPA(電力販売契約)サービス契約を締結し、電力供給を開始した。あんしんの専用施設「GLP沖縄浦添」(浦添市)の屋根に自家消費型太陽光発電設備を設置して電力供給し、環境負荷低減と資産価値向上を目指す。
 GLP沖縄浦添は2023年にしゅん工した4階建ての物流施設。業務提携先のアイ・グリッド・ソリューションズと協働で施設屋根に464・1キロワットの太陽光パネルを設置し、再生可能エネルギーを館内に直接供給する。あんしんの年間想定需要電力量の約24・2%を太陽光発電で賄い、年間約343トンの二酸化炭素削減効果が見込まれる。
 PPAモデルは入居企業が初期投資やメンテナンスの負担をかけず、安定した料金で再エネを利用できるため、導入企業のコスト削減と持続可能な経営をサポートし、ESGやCSR活動の強化にも貢献する。
 日本GLPが、入居企業の協力を得て稼働中の物件に自家消費型太陽光発電設備を導入するのは、今回で2件目。

今回の太陽光PPAサービスの枠組み