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25/11/14

ヨロズ物流、ライトトラック向けタイヤを販売開始

 ヨロズ物流(本社・大阪府富田林市、新谷剛社長)は10月、2~3トン車クラスの中小型トラックを指すライトトラック向け製品の販売を開始した。大型車両向けのラインナップが中心だったが、ライトトラック向けタイヤを販売し、中小型トラックのタイヤ需要を狙う。


 発売開始するタイヤは中国タイヤメーカーのZCラバー社が製造した「チャオヤン」ブランドの「AZ712」。トレッド幅などのサイズが異なる「195/85R16LT」と「205/85R16LT」を揃える。高飽和パターン設計により、耐摩耗性を大幅に向上させ、走行距離を伸ばした。ジグザグリブにより地域配送用途に優れたトラクション性能を持つ。専用トレッドコンパウンドを採用し、より長い耐摩耗寿命と使用寿命を実現した。
 ライトトラックは、ダンプ車や冷凍車などに適合し、短距離配送から長距離まで幅広いニーズを支える。日本では小回りの利く車両として需要が高く、宅配便・ルート配送・建築資材の運搬などで活躍する。
 ヨロズ物流は、2020年からチャオヤントラックタイヤの日本総代理店を担う。ライトトラック向けタイヤの販売開始で、顧客にZCラバー社製造のチャオヤンブランドを身近に感じさせる。