• 物流機器メーカー

25/11/12

ネクサウェア、物流倉庫向けデータ分析サービスで新プラン

 椿本チエインとKDDIが共同出資するネクサウェア(本社・東京、北村隆之社長)は10月27日、物流倉庫向けデータ分析サービス「ネクサ ウェアハウス オプティマイザー」に月額で利用可能な新プラン「エントリープラン」と「プレミアムプラン」を提供開始した。低コスト・短期間で導入可能なプランを提供し、顧客の物流倉庫業務の業務改善とコスト最適化に貢献する。
 ネクサ ウェアハウス オプティマイザーは、シフト調整、予実管理、KPI(重要業績評価指標)可視化、作業完了予測、AGV(無人搬送車)稼働監視などの機能を持つデータ分析・可視化サービス。2024年8月の提供開始後、段階的に機能を拡充してきた。
 新プランは、顧客の目的に応じて選択可能な料金体系を採用した。エントリープランは日次・週次単位のデータ集計に対応し、1週間のデータ保存が可能。プレミアムプランはリアルタイム分析と1年間のデータ保存に対応し、中長期的な設備最適化の検討に適している。
 新プランの提供に合わせ、シフト調整と予実管理の機能を強化した。シフト調整では雇用形態に応じた勤務時間を考慮したシフト作成が可能になり、予実管理では過去の実績進捗を確認できる機能を追加した。
 新プランでは、KDDIとアマゾン ウェブ サービス ジャパン(AWS)を連携。既存サービスは導入までのリードタイムが課題となるケースがあったため、迅速に導入できるようにした。