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25/11/10
ハコベル、トラック予約システムに複数拠点の荷待ち状況一括表示機能
ハコベル(本社・東京、狭間健志社長兼CEO)はこのほど、トラック予約受付システム「トラック簿」に「拠点横断ダッシュボード機能」を実装した。複数拠点の荷待ち・荷役時間を一括表示可能で、経営層・管理部門による荷待ち・荷役時間対策の意思決定の迅速化に貢献する。
新機能では、トラック簿導入開始からの全期間のデータを拠点横断的に可視化するダッシュボード機能を提供するほか、待機時間が長い拠点や日時を可視化する。また、拠点ごとに全体データの確認から個別の入場記録まで詳細な調査が可能なドリルダウン分析や、データをCSV形式ファイルで出力可能な機能を提供する。
物流効率化法では2026年4月以降、特定事業者に物流効率化に向けた中長期計画の作成や、取り組みの定期報告が義務化され、計画にのっとった荷待ち・荷役時間の短縮が求められる。特定事業者の多くは、複数の生産拠点・物流拠点を保有しており、それらの状況を横断的に把握し改善を進めることが不可欠。複数拠点の横断的な実態把握・改善推進のニーズに対応すべく新機能実装に至った。

新機能で拠点を横断した実態分析が可能で荷待ち・荷役時間対策につなげる