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25/11/07

日野自と三菱ふそう、新会社アーチオンの経営体制を公表

 日野自動車(本社・東京都日野市、小木曽聡社長兼CEO)、三菱ふそうトラック・バス(同・川崎市、カール・デッペン社長兼CEO)は、2026年4月1日に事業を開始する新会社アーチオンの経営体制について、ダイムラートラックとトヨタ自動車を含む4社で合意し、11月4日に公表した。
 26年4月1日付の人事として、デッペン代表取締役兼CEO、ヘタル・ラリギ代表取締役兼CFO(最高財務責任者)、小木曽取締役兼CTO(最高技術責任者)の3人に加え、住友理工の社外取締役で元アイシン社長の伊勢清貴氏、ダイムラートラック副社長兼コーポレート・ディベロップメント部門責任者のクリスチャン・ヘルマン氏の2人の非常勤取締役就任は10月9日に伝えていたが、今回、各分野の最高責任者を公表した。
 CAdO(最高総務責任者)に日野自の輿水学経営企画部長、CHRO(最高人事責任者)に三菱ふそうの河地レナ人事本部長、CCLO(最高コンプライアンス&法務責任者)兼内部監査担当に日野自の吉田憲生CCO(最高顧客責任者)兼内部監査機能長、CDO(最高データ責任者)に日野自の萩原恭太郎CDOが就任する。
 また、アーチオンの事業会社となる日野自の社長兼CEOにはダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズのサティヤカーム・アーリャCEOが、三菱ふそうの社長兼CEOにはダイムラートラックのフランツィスカ・クスマノメルセデス・ベンツ・スペシャルトラック・カスタムテイラートラック事業部門責任者が26年4月1日付で就任する。
 グループは「商用車の未来をともに作る」という目標を掲げる。適材適所の体制で、幅広いステークホルダー(利害関係者)に持続的に貢献していくことを目指す。