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25/11/07
三菱食品、深夜帯の低温作業にプラスオートの仕分けロボを導入

50台のt―Sortを導入した
三菱食品(本社・東京、京谷裕社長)は、子会社のベスト・ロジスティクス・パートナーズと協同して、雇用確保が困難な深夜帯の低温作業の自動化を図る。プラスオートメーションの仕分けロボット「t―Sort」50台を、特定小売業者向けの専用物流センター「川崎夜光SDC」(川崎市)に導入した。
同センターの低温作業エリア内約1320平方メートルを、t―Sortの導入スペースとして整備。約100店舗の仕分けに対応可能なレイアウトを構築した。
深夜・早朝の時間帯の作業となるチルド日配食品カテゴリーの仕分け作業をロボティクス化して、同時間帯の労働者不足問題を解決する。また、仕分け作業を自動化・単純化することで、雇用の中心となりつつある短期雇用人材や外国籍人材でも即戦力として活躍できる体制をつくる。
これまで低温作業現場でのt―Sort導入事例は少なく、プラスオートと協力して機械性能検証を行った上で導入した。50台のロボットで従来比30%の作業生産性向上、年間約1万3000人時の削減効果を見込んでいる。