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25/10/30
TDGHD、外国人採用ミスマッチ解消で現地視察ツアー開催
外国人材採用を手掛けるTDGホールディングス(本社・三重県伊勢市、加藤光一CEO)は12月1~5日、ベトナムとインドネシアの自社運営の自動車教習所を視察するツアーを開催する。外国人材の採用を検討・実施する物流業界の企業が対象。現地の教育環境や文化に直接触れることで、外国人採用のミスマッチ解消につなげる。
ツアーでは、教習所の授業風景や生活の様子を視察。交通安全教育のプログラム内容の紹介も行う。日程はベトナムツアーが12月1~2日で11万7000円、インドネシアツアーが同月3~5日で21万円。両ツアー参加の場合は31万円。
国内の労働力不足を背景に、外国人材の採用は多くの企業にとって重要な経営戦略となっている。ただ顧客から「書類やオンライン面接だけでは人柄がわからず、採用後の定着につながらない」「どういった教育をされているかが分からない」などの声があった。
TDGHDは、ツアー中の12月4日に現地の運輸省や海外移住労働者保護省の政府高官、日本の物流大手企業が出席する交通シンポジウムを開催。シンポジウム後は新しく開設した教習所や、2026年1月に開設する物流分野に特化した日本語学校を見学する。
