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25/10/28
ロジスティード、事故リスク推定の生体データ解析技術で特許取得
ロジスティード(本社・東京、中谷康夫会長兼社長)は9月9日、安全運行管理システム「SSCVセイフティ」の生体データ解析技術で特許を取得した。
運行管理補助システムと運行管理補助方法に関する特許で、荷積み、荷降ろし、待機、休憩などドライバーの業務状況に応じて事故リスクを推定する技術。生体データのうち、特に自律神経のデータを業務状態と関連付けて解析することで、事故リスクの予測精度をさらに向上させる。
バス・タクシー・鉄道・航空などのさまざまな運転業務従事者に対して、それぞれの業務特性を加味して事故リスクを予測する。長距離トラックや夜行バスのような不規則な運行を伴う場合にも、休憩や仮眠などの状況を踏まえて解析できるという。
ロジスティードはSSCVセイフティで、事故リスクを定量化する技術や、走行データに基づき運行を振り返り評価する可視化技術を開発してきた。これまでに国内16件、海外14件の特許を取得した。

今回の特許の概要図