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25/10/27

日本GLP、福岡IC近接に大規模物流施設 27年7月末1棟目しゅん工

 日本GLP(本社・東京、帖佐義之社長)は2027年7月末、物流施設「GLP福岡ICⅠ」を福岡県粕屋町にしゅん工する。福岡IC(インターチェンジ)近接地の大規模開発プロジェクトの1棟目。継続顧客が専用施設として一棟借りする。
 所在地は、粕屋町大隈西土地区画整理事業地内。敷地面積は約4万3000平方メートル。鉄筋コンクリート・鉄骨造4階建てで、延べ床面積は約9万6000平方メートル。同県内の物流施設では希少な免震構造を採用する。
 同プロジェクトは、約7万平方メートルの同一敷地内に、3棟の物流施設を整備する計画。総延べ床面積は最大15万平方メートル超で、同社としては九州初の大規模開発となる。近年の物量増加で高まる物流ニーズに応える。冷凍・冷蔵をはじめとした多様な荷物に対応する。
 福岡高速4号粕屋線と九州自動車道の結節点の福岡ICから約800メートルの立地で、九州全域への広域配送に優れる。国道201号へのアクセスも容易で、福岡都市圏へも約20分で到達可能という。

「GLP福岡ICプロジェクト」完成イメージ。手前が「福岡ICⅠ」