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25/10/24
ヤマト運輸・プロロジスら、福島県郡山市などと災害支援の連携協定
ヤマト運輸(本社・東京、阿波誠一社長)やプロロジス(同・同、山田御酒会長兼CEO)、フクダ・アンド・パートナーズ(同・同、福田哲也社長)は10月20日、福島県郡山市、NTT東日本福島支店と、災害支援に関する連携協定を締結した。発生時の一時集積所や、支援物資の配送、避難所の運営で協力する。

「福島郡山LLタウン」で同協定の締結式を執り行った
プロロジストとフクダは郡山市内に、物流施設集積パーク「福島郡山LLタウン」を共同開発した。災害時には、同タウン内の物流施設「プロロジスパーク郡山1」の一部を物資集積場所として提供する。また、同協定に基づいた防災避難訓練を継続的に実施する。
プロロジスパーク郡山1は、2026年10月しゅん工予定で、ヤマトの専用施設。ヤマトはフクダが開発し25年10月20日にしゅん工した物流施設「福島郡山LLタウン棟」にも入居し、被災者への救援物資の輸送などを担う。
フクダは福島郡山LLタウン棟の一部を避難場所として提供する。ヤマトに委託して、郡山市が指定する各所に備蓄品を配送する。NTT東日本は災害情報を同協定関係者に提供し、ドローン活用による防災などの検証を行う。