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25/10/21
ヤマトHD、セカイマルシェに出資 生産者のアセアンでの販路拡大へ
ヤマトホールディングス(本社・東京、長尾裕社長)は、東南アジアで生鮮品のプラットフォーム(基盤)「セカイマルシェ」を運営するセカイマルシェ(本社・東京、早川周作代表・杉山亜美代表)に出資した。グループの物流ネットワークやコールドチェーンのノウハウと、セカイマルシェの東南アジアでの事業ネットワークの融合を図り、日本の生産者の東南アジア市場での販路拡大などの新たな物流を共に創造する。
セカイマルシェは2018年7月設立。生産者と消費者をつなぐECプラットフォームを運営し、東南アジアで生鮮品の産地直送を実現した。さらに機能の高度化やAI需要予測の精度向上で、コスト削減やリードタイム短縮につなげている。
ヤマトHDは、ベンチャー投資基金「クロネコイノベーションファンド2号」を通じてセカイマルシェに出資した。同社が東南アジアで生鮮品の流通網を構築している点と、デジタル技術を活用して新鮮な食材を迅速に公正な価格を目指しながら消費者に提供している点を評価した。

セカイマルシェのアプリケーション(イメージ)