- 物流企業
25/10/20
プラスロジ、MIHDを子会社化 関西での百貨店納品代行など強化
プラスロジスティクス(本社・東京、若佐照夫社長)は10月31日、MIホールディングス(同・東京、伊野波盛朗社長)の株式82・8%を取得し、子会社化する。取得価額は非開示。
MIHDは物流事業を中核とした持ち株会社で、傘下に水岩運送、水岩を擁する。自社車両による輸配送・保管・荷役・流通加工を手掛け、物流サービスをワンストップで提供する。関西大手の流通加工業者として、百貨店納品代行事業をはじめアパレルメーカー・専門店・量販店など多くの法人顧客を持つ。水岩運送(同・大阪市、同)の2025年3月期売上高は21億7800万円。水岩(同・東京、同)は4億2700万円。
プラスロジは、MIHDと子会社5社をグループに加え、ロジスティクス事業の収益拡大、自社車両によるグループの輸配送機能強化、資源の共同利用などコストシナジー創出により、中長期的な企業価値向上に資すると判断した。
プラスロジは、オフィス家具・文具メーカーのプラスの物流部門分社化で設立され、主に物流戦略やセンター運営などの3PL事業をノンアセット型で展開する。中期経営計画でロジスティクス事業の収益拡大に取り組んでいる。