- 物流企業
25/10/17
セイノーHD、ファミマ無人決済店舗の商品運搬~陳列を一括で受託
セイノーホールディングス(本社・岐阜県大垣市、田口義隆社長)は10月15日、ファミリーマートの無人決済店舗「JR成瀬駅/N店」(東京都町田市)で、グループのLOCCO(ロッコ)が商品の運搬業務、リビングプロシードが商品の陳列業務を開始した。物流事業者として初めて、ファミリーマートの無人決済店舗の物流と周辺業務を一括で受託した。
ファミリーマートの無人決済店舗ではこれまで、サテライト店として母店の従業員が商品の運搬・補充を担ってきた。セイノーグループはポストイン事業のリビングプロシードの業務の隙間時間を、無人決済店舗での商品の補充・陳列業務に充てる。店舗の運営コストのさらなる低減や人材不足の課題解決、より持続可能な店舗運営モデルの構築に貢献する。
同店舗は、タッチトゥゴーが開発した無人決済システムを活用し、通常の有人レジ店舗よりも短時間での買い物が可能という。特に時間節約を求める朝の時間帯や移動の際の鉄道利用者のニーズに応える。
セイノーグループは今後も、店舗の省人化・省力化に物流面で貢献することを目指し、タッチトゥゴーや小売企業との連携を図る。

陳列や運搬の様子