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25/10/17

阪急阪神エクス、フィリピン・ミンダナオ島に新拠点10月23日業務開始

 阪急阪神エクスプレス(本社・大阪市、谷村和宏社長)は、フィリピン現地法人の新拠点「カガヤンデオロ事務所」を同国ミンダナオ島に開設する。10月23日、業務を開始する。
 所在地は同島北部のカガヤンデオロ市。同島で3カ所目の拠点として、同市や周辺都市で、より地域に密着した営業活動を目指す。また、今年度取得した国内輸送事業許可を活用して国内輸送サービスを展開する。同国ルソン島などから食品加工向けの容器や資材を仕入れ、ミンダナオ島でつくった商品を同国内各地へ発送する。
 同社はこれまで、同島南部の既存2拠点で全島をカバーしていたが、南部から北部への移動には車で7~8時間かかるなどの課題を抱えていた。
 カガヤンデオロ市は、同島北部の中心の港湾都市。日系やグローバル企業の大手食品メーカーが多数進出しており、国際輸送だけではなく国内輸送の需要も旺盛な地域という。

「カガヤンデオロ事務所」外観