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25/10/17
ヤマト運輸など3社、幹線輸送で自動運転トレーラー活用へ共同実証
ヤマト運輸(本社・東京、阿波誠一社長)、三菱ふそうトラック・バス(同・川崎市、カール・デッペン社長兼CEO)、ティアフォー(同・東京、加藤真平CEO)は2026年1~2月、ヤマトグループの関東―関西間の幹線輸送で、自動運転セミトレーラーの共同実証を実施する。
三菱ふそうが自動運転機能対応の大型車両「スーパーグレート」、ティアフォーが自動運転技術を提供して自動運転機能付きトラクターを開発し、ヤマトグループのトレーラーと連結させる。今回の実証実験では、ヤマト運輸がハンドル、ブレーキ、アクセルなど運転操作の一部を自動化する「レベル2」自動運転で幹線輸送を行う。
ヤマトグループの実業務に合った運用や車両の性能・安全性を検証する。得られた知見を基に自動運転技術の向上を図る。将来的には特定条件下でシステムが全ての操作を行う「レベル4」自動運転でヤマトグループの幹線輸送に活用することを目指す。
同実証は、国土交通省が公募した「自動運転トラックによる幹線輸送の社会実装に向けた実証事業」に採択された。