- 物流機器メーカー
25/10/15
東海クラリオン、名古屋でAI搭載のトラック巻き込み警報システム展示
東海クラリオン(本社・名古屋市、安部源太郎社長)は10月29~31日、ポートメッセなごや(名古屋市)で開催される「名古屋スマート物流EXPO」の「トラックワールド」に出展する。交差点などでの右左折時の事故防止に役立つ、AI技術を搭載した最新機器を展示する。
主な出展製品は巻き込み警報カメラシステム「A-CAM(エーカム)3」。トレーラーから小型トラックまで車種を問わず、右左折時の巻き込み事故を防ぐシステムで、AI技術でカメラ映像を画像解析し、人の形を認識して歩行者や自転車、バイクなどの接近をドライバーに警告する。ガードレールのような道路設備には反応せず、過剰な警告を抑える。検知範囲は最大5×21メートルと広い。8月1日に全日本トラック協会の助成対象に認定された。
カメラ機能拡張ユニット「iBOX2・0」も出展。バックカメラやサイドカメラとモニターの間に後付けし、警告機能を付加する。既存のカメラシステムを活用するため、新たな設備投資を抑えながら警告システムを導入できる。

同社ブースイメージ