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25/10/15

ヤマト運輸、置き配トラブルも補償する家財保険を販売

 ヤマト運輸(本社・東京、阿波誠一社長)は10月9日、賃貸住宅向け火災保険「クロネコ『家財もしも保険』」の販売を開始した。家財だけではなく、置き配での荷物の盗難も補償する。顧客の不安を軽減し、安心な暮らしを後押しする。
 家財の補償、大家への賠償、賃貸している部屋の補償などをセットした保険商品。「ベーシック」「スリム」の2プランから選択可能で、保険料は月額380円から。ウェブを通じてクレジットカード払いで加入する。保険期間は1年間の自動更新。
 近年は住宅・家財に大きな被害をもたらす自然災害が増えており、同社は2020年6月にはスマートフォンの故障に対する保険「クロネコ『スマホもしも保険』」も発売している。家財もしも保険では、家財補償は100万~700万円、大家への賠償は1000万円.借りている部屋の補償は50万円、第三者に対する賠償事故の補償(個人賠償責任保険・ベーシックプランのみ)は1億円。