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25/10/08

ロジスティード、「総合物流企業」へ日本郵便と資本業務提携

 ロジスティード(本社・東京、中谷康夫会長兼社長)は10月6日、日本郵便と資本業務提携を締結した。国内物流と国際物流を一気通貫で運営する「総合物流企業」を目指す。
 競争法をはじめとする関係法令の手続きを経た後、12月以降をめどに、ロジスティードホールディングスの株式の19・9%を日本郵便に譲渡する。日本郵便やグループの物流各社と、ラストワンマイル・国内物流・国際物流の各領域で幅広く協業する。
 ロジスティードの3PLの知見や物流DX技術と、日本郵政グループの国内輸配送での資源・ノウハウを組み合わせる。より強じんで持続可能な物流基盤の創出につなげる。また、日本郵政グループで国際物流を提供するトールと連携して、海外での3PLやフォワーディング事業の拡大を図る。
 ロジスティードと日本郵便は、事業シナジーや人材シナジーを相互に見込んでいる。互いの顧客基盤の補完や車両・拠点の利活用の他、国内外での人材交流を通じた技術・ノウハウの共有を図る。

日本郵便やグループ物流各社との協業イメージ