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25/10/06
南日本運輸倉庫、市川市に保税×冷凍冷蔵の複合型物流センター
南日本運輸倉庫(本社・東京、大園圭一郎社長)は10月1日、千葉県市川市の湾岸エリアに、保税倉庫と冷凍・冷蔵倉庫の複合型施設「市川センター」を開設した。輸出入や国内物流の起点としやすい好立地で、今後のグローバル展開への効果を期待する。
所在地は市川市加藤新田212ノ2。首都高速湾岸線の千鳥町インターチェンジ(IC)から約1・4キロメートルの立地。敷地面積は約6667平方メートル。耐震鉄骨造・ボックス型の4階建てで、建物面積は約1万3520平方メートル。このうち冷凍庫部分は約1万161平方メートル、荷さばき部分は約2595平方メートル、事務所部分は約215平方メートル。トラックバースは大型8台、ドックレベラーは2基を備える。
港湾型保税営業倉庫と内陸型冷凍・冷蔵倉庫の機能に加えて、同社の定温物流ネットワークを活用。輸入貨物を、港から全国の卸量販センター・流通専用センターへ届けるワンストップ型ソリューションサービスを提供する。今後のビジネス、特にグローバル展開に大きな効果をもたらす拠点と位置付ける。
東京中心部まで約15キロメートルで、主要港・空港へのアクセスにも優れる。保税倉庫申請や動物検疫の検査を受けやすい利便性の高いエリア。

「市川センター」外観