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25/10/06

三井倉庫HD、定型業務の自動化・省人化でAI推進室を新設

 三井倉庫ホールディングス(本社・東京、古賀博文社長)は10月1日、AI活用に特化した専門組織「AI推進室」を新設した。定型業務の徹底的な自動化・省人化で、三井倉庫グループ全体の既存事業の抜本的な効率化を進める。
 AI推進室は、AI活用による手配業務や支払い処理などの定型業務の自動化・省人化による既存事業の効率化、AIとデータを活用した顧客の課題を解決する新サービスの創出、勉強会や成功事例の共有をグループ全体で推進することによる従業員のAI活用意識の醸成などの役割を担う。
 三井倉庫グループは2027年までの中期経営計画で成長戦略の1つとして「進化を支える経営基盤の構築」を掲げ、DX推進に取り組む。その取り組みを加速させるため新組織の設置を決めた。「社会を止めない。進化をつなぐ。」という目的のもと、AI推進室により事業の変革を加速させ価値提供を通じた社会課題の解決に貢献する。