- 物流機器メーカー
25/10/06
三菱ふそう、大阪の教育施設を神戸市に移転、跡地は販売拠点として活用
三菱ふそうトラック・バス(本社・川崎市、カール・デッペン社長兼CEO)は10月1日、大阪市にあった従業員向け教育施設「南港トレーニングセンター」を神戸市の神戸支店敷地内に移転した。トレーニングセンターを支店と一体化することで、さらなる教育充実を図る。また旧施設跡地は、サービスセンターとして活用し、販売促進につなげる。
神戸支店(神戸市東灘区)の構内に、「神戸トレーニングセンター」として移転した。整備ストール3基などの訓練用設備を備える。支店内にトレーニングセンターを設置することで、より現場を意識したトレーニングの実施が可能となる。社内教育のさらなる活性化と、顧客への販売・サービスの質の向上を図る。
跡地には2026年1月、「南港サービスセンター」を新設する。新たな販売・サービス拠点として、約1万平方メートルの敷地に計9ストールの整備スペースと最新鋭の設備機器を備える。整備工場内には空調を完備し、整備士の労働環境にも配慮する。
大阪・南港は大阪港の利用企業や阪神高速湾岸線を通過する車両などで、物流需要が非常に高いエリア。フェリーターミナルにも近く、物流拠点が集積する。ふそうは同エリアにサービスセンターを開設することで、顧客の需要によりタイムリーに応える方針。

「南港サービスセンター」

「神戸トレーニングセンター」