ダイワサイクル、トレーラー付き配送用電動自転車を発売

　DAIWA CYCLE（本社・大阪府吹田市、涌本宜央社長）は、大容量トレーラー付き電動アシスト自転車「RIJDEN（ライデン）ACTIO L41」の取り扱いを開始した。都市物流のラストワンマイル配送における人手不足やコスト増、交通渋滞といった課題を解決する狙い。

　RIJDENは合計１１３０リットルの大容量トレーラーと専用設計の電動アシスト自転車を組み合わせた次世代の配送モビリティ。運転免許が不要で、自動車税や燃料代、車両登録費、自動車保険、駐車場代などのランニングコストが不要。CO2排出ゼロで企業の環境対応にも貢献する。全幅０．９メートルで狭い路地や車の入りにくいエリアにもアクセスできる。大手配送業者に採用され、９月から正式納品を始めた。

　自転車本体はヨーロッパで子供乗せ自転車として活用されているロングジョン型カーゴバイクを日本の都市物流向けにアレンジ。SHIMANO製の高性能ドライブユニットと大容量バッテリーを搭載し、１回の充電で平均４０キロメートル以上の走行が可能。価格は一括購入で９２万４０００円。３年リースは月額２万９７００円、５年リースは月額１万９８００円。全国１４０店舗以上のネットワークで修理・点検体制を提供する。