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25/10/02

イケア・ジャパン、商品受取サービスを拡充

 イケア・ジャパン(本社・千葉県船橋市、ペトラ・ファーレ社長)は9月、商品を顧客がみずから受け取りに行く受け取りサービスを拡充した。九州に2つの「大型商品受取りセンター」を開設。また都内の55拠点に、小型商品用の「センター受け取りサービス」を拡大した。顧客の利便性向上とラストワンマイル配送の負荷軽減を図る取り組みで、配送コストを抑えつつ柔軟な受け取り方法を提供する。
 「商品受取りセンター延岡」は、宮崎県延岡市の丸祐運送内に設置。営業時間は午前10時から午後4時まで。「商品受取りセンター中津」は、大分県中津市のアドバンテージ物流サービス内に設置。営業時間は月曜が午前9時から午後6時、土祝は午前9時から午後4時。両拠点とも総商品重量上限300キロまで一律3900円でイケア福岡新宮から商品を出荷する。
 同社はビジネスパートナーの協力のもとセンター受取りサービスを全国で展開している。イケアが商品を近隣の受け取りセンターや佐川急便の営業所まで配送し、受け取り場所から自宅までは顧客自身で運ぶ仕組み。今回の開設により、大型商品受け取り拠点は全国に57カ所、佐川急便と連携した小物配送専用の受け取り拠点は470カ所となった。