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25/09/29

三菱倉庫、関西電力とPPA契約締結 CO2年800トン削減へ

 三菱倉庫(本社・東京、斉藤秀親社長)は、関西電力とKDS太陽光(KDS)と電力購入契約(PPA)による電力供給・受領についての契約を締結した。
 契約では、発電事業者のKDSが約990キロワットの太陽光発電を行い、関西電力が小売電気事業者として、三菱倉庫大阪支店(9拠点)と神戸支店(3拠点)の物流施設へ再生可能エネルギー由来電力である太陽光発電電力を供給し、同社が使用する。
 三菱倉庫は再エネの長期安定調達が可能となる。太陽光発電電力を使用することで、通常の化石燃料などの由来の電力に比べ、年間約800トンの二酸化炭素(CO2)相当の温室効果ガス排出量削減を見込んでいる。
 同社グループは、今後も太陽光発電などから発電される再エネ由来電力を使用し、マテリアリティー(重要課題)に掲げる2030年度目標の達成に向けて対応を進め、気候変動対策に取り組む。
 PPAは需要家と発電事業者が小売電気事業者を介して長期・固定価格での電力購入契約を結ぶ電力供給・調達方法。