- 物流施設
25/09/26
プロロジス、岡山市に大和物流の専用施設しゅん工
プロロジス(本社・東京、山田御酒会長兼CEO)は9月25日、物流施設「プロロジスパーク岡山」を岡山市にしゅん工した。大和物流が一棟借りし、中国・四国エリアへの広域配送ハブとして活用する。
所在地は岡山市北区大内田677。敷地面積は約1万6607平方メートル。鉄筋コンクリート・鉄骨造4階建てで、延べ床面積は約3万5275平方メートル。1階は低床・高床バースを併設。床荷重は1平方メートル当たり2トンで、飲料など重量物の取り扱いにも対応する。低床バース前面の一部には幅約13メートルの屋根を設ける。トラック待機場は約9台分。
BCP対応では緊急地震速報システム、災害用無線機、非常用発電機による停電時のバックアップを装備している。施設屋根面には太陽光発電設備を設置する。
開発地は山陽自動車道の早島インターチェンジ(IC)から約3・5キロメートル、倉敷ICから約9キロメートルの地点。関西と九州の中間地点に当たる立地を生かし、大和物流は物流2024年問題に対応する戦略拠点としても同施設を活用する。

「プロロジスパーク岡山」外観