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25/09/24
ヤマト運輸、ドライバーの安全教育強化へ全国の集配車のドラレコを刷新
ヤマト運輸(本社・東京、阿波誠一社長)は10月1日から順次、全国約4万6000台の集配車両のドライブレコーダーを刷新する。運転状況を可視化して、ドライバーの安全教育の強化を図る。
運転中の映像がタブレットなどで随時確認できるだけではなく、1日の運転状況が一時停止順守、危険運転、運転集中度、焦り運転、エコ運転の五つのテーマごとにレーダーチャートで運転日報に表示される仕組み。乗務後点呼時に映像とレーダーチャートで振り返ることで、セールスドライバーが自身の運転特性や改善点に気付き、日々の安全運転に生かすことができるという。
同社はこれまでもドラレコのSDカードに保存された映像などを安全教育に活用してきたが、今回の刷新でよりタイムリーな安全教育が可能となる。また、運転日報の電子化で保管業務の負担を軽減し、法令を順守した適切な管理につなげる。

運転状況を映像とレーダーチャートで振り返り、セールスドライバーの気付きと成長を支援する