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25/09/17
クロスネットワーク、仙台市で冷凍保管サービス10月開始
霞ケ関キャピタル子会社のクロスネットワーク(本社・東京、杉本亮代表)は10月、短期・小口対応の冷凍保管サービス「コールドクロスネットワーク」の第2号拠点を仙台市内に開設する。東北エリアの冷凍・冷蔵品の一時保管ニーズに応える。
物流施設「ロジフラッグドライ&コールド仙台泉Ⅰ」に入居し、同サービスの運用を開始する。所在地は仙台市泉区2ノ12ノ2。これまで同サービスで対応してきた冷凍品だけではなく、青果物や加工食品などの冷蔵品の預かりも可能。また、EC出荷・流通加工のサービスも順次開始する。立地は東北自動車道の泉インターチェンジから約1キロメートル。
仙台市は東北エリアの経済・商業の中心地。東北自動車道や仙台港、仙台空港を通じて東北6県だけではなく首都圏へのアクセスにも優れ、広域物流のハブとして機能している。
近年、冷凍食品や季節商品の需要増加、EC市場の拡大などを背景に、冷凍・冷蔵品の一時保管の需要が高まっている。同社は2024年11月、同サービスの第1号拠点を埼玉県三芳町に開設した。同社によると、運用開始から約8カ月で利用登録は300件超。小口から大口まで幅広い物流企業に利用されているという。
また、第2号拠点が立地する東北エリアでは、ギフトラッピングや熨斗の貼り付けなどの細かい流通加工にも対応し、より柔軟なニーズに応える。

物流施設「ロジフラッグドライ&コールド仙台泉Ⅰ」に入居する