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25/09/17
マックハウス、岐阜県内2カ所のウィンフィールド倉庫に物流センター
カジュアル衣料品・雑貨の販売を手掛けるマックハウス(本社・東京、石野孝司社長)は、岐阜県内の2カ所に新たな物流センターを開設し、本格的な稼働を開始した。ジーエフ傘下のウィンフィールドの拠点内に開設し、倉庫業務を委託する。
店舗向け物流センターの「マックハウス海津物流センター」の所在地は岐阜県海津市海津町江東264ノ1。延べ床面積は約1万9800平方メートル。自動仕分けシステムを備える。個人向け物流センター(EC共配)の「マックハウス神戸EC共配センター」の所在地は岐阜県神戸町神戸1753ノ5。マックハウスの商品区画の延べ床面積は約1402・5平方メートル。PTI配分システムを備える。
物流倉庫内の各作業工程を自動化して省力化を図る。最新の自動仕分けシステムの活用で、入庫から出荷までの作業工程の効率を向上させる。また、ベンダー在庫を管理することで、倉庫内ピッキングレイアウトの最適化につなげる。仕分け速度は従来比2倍・店舗への納品日程は最大2日短縮を見込む。特に繁忙期の欠品の抑制効果が期待できるという。各工程の大幅な効率化とともに、人件費削減による物流コストの圧縮も図る。
近年、EC市場の拡大に伴って迅速・正確な物流へのニーズが急速に高まっている。同社は、こうした市場環境の変化を受けて、次世代の物流拠点として物流センターの移転計画を進めていた。

新物流センター外観