• 物流企業

25/09/16

アサヒロジ、熱中症対策を全社で強化

全国の事業所で、計約1300着の空調服を配布した

 アサヒロジ(本社・東京、児玉徹夫社長)は今年度も、全社で熱中症対策を推進している。空調服や暑さ指数(WBGT)測定器の活用などの多面的な取り組みで、安心して働ける現場を目指す。
 これまでも継続的に熱中症対策を実施してきたが、今年6月の労働安全衛生規則改正で企業の熱中症対策が義務化されたことを受け、現場の声を反映した施策を全社的に展開した。
 全国の事業所で働く作業員・ドライバーを対象にヒアリングを実施し、希望者に計1294着の空調服を配布した。空調服は、事業所のニーズに応じて6種類を導入した。
 また、宇都宮支店では独自の取り組みとして現場巡視の管理職2人がWBGT測定器を携帯し、アラート(警報)を確認しながら作業員への声掛けを実施している。測定値が熱中症警戒レベルに達すると、支店全体にリアルタイムで警戒メールを配信し、熱中症の予防を図る。
 この他、同社はシーリングファンの設置やスポーツ飲料・塩あめの配布などの多面的な熱中症対策を継続している。