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25/09/16

パルシステム千葉、ライナフの「スマート置き配」を導入

 パルシステム千葉(本部・千葉県船橋市、髙橋由美子理事長)は9月、ライナフが提供するサービス「スマート置き配」を県内全8センターに導入した。オートロック付きマンションへの宅配でも、玄関先まで商品を届ける。利用者の利便性向上とサービス拡充を図る。
 スマートロック「ニンジャエントランス」を提供するライナフと協同の取り組み。オートロック付きマンションの共用エントランスの鍵をデジタル化することで、入館権限を付与された配送職員がオートロックを解錠し、利用者指定の場所に商品を配達する。
 利用者は、これまで不在時に1階の共用スペースなどに配達されていた商品を自身で自宅まで運ぶ必要がなくなる。また、1階の共用スペースへの置き配が許可されていないオートロック付きマンションでも、日中不在にする世帯の利用が可能となる。
 セキュリティー対策として、解錠記録は全て記録される。利用者やマンション管理者が心理的・経済的な負担なく利用できる仕組みという。
 パルシステム千葉によると、オートロック付きマンションへの配達では建物によって利用者本人による入り口の解錠が必要で、配達時間に合わせて外出を控えるなどの負担があった。

オートロック付きマンションでも置き配に対応する