- 物流施設
25/09/16
プロロジス、岩手県金ケ崎町に物流施設26年1月しゅん工
プロロジス(本社・東京、山田御酒会長兼CEO)は2026年1月、岩手県金ケ崎町に物流施設「プロロジスパーク北上金ケ崎」をしゅん工する。また、隣接地にBTS(特定企業専用)型施設の同「2」を開発する。
「プロロジスパーク北上金ケ崎」の敷地面積は約7万8500平方メートル。鉄骨造2階建てで、延べ床面積は約5万5000平方メートル。しゅん工前に賃貸面積の約75%で入居企業が決定している。
「2」の敷地面積は約4万3300平方メートル。規模・階数・棟数などの施設設計は、入居企業の要望に合わせる。1~2階建てを想定し、2棟で設計された場合の延べ床面積は最大で約4万1500平方メートル。敷地内に化粧品、アルコール類の危険物倉庫を併設することも可能。
床荷重、低床バース、天井クレーン、庫内空調、省人化設備(マテハン、ロボット)などの要望に応じる。外構部分には専用待機場や洗車場なども設置できる。
防災、BCP(事業継続計画)の一環として緊急地震速報システムや災害用無線機の導入を計画している。また、環境負荷低減への取り組みとして、施設の屋根面に太陽光発電設備の設置を検討している。
立地は、東北自動車道の北上金ケ崎インターチェンジの隣接地。至近の北上ジャンクションは秋田自動車道が交わり、盛岡、仙台、秋田などの主要都市へ1~2時間でアクセス可能。周辺10キロメートル圏には半導体、日用品、自動車メーカーが集積する工業団地があり、サプライヤーの門前倉庫としての需要も見込んでいる。

「プロロジスパーク北上金ケ崎2」完成予想図(2棟で設計された場合)