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25/09/11
ファミリーマート、北陸3県の店舗向け定温便の配送を集約
ファミリーマート(本社・東京、細見研介社長)は9月16日、北陸地区の店舗向け定温便を減便する。富山県・石川県・福井県の約550店舗の配送を集約する。物流効率化や環境問題への対応、店舗運営の最適化を目指す。
定温便はおむすび・寿司・弁当・パン・総菜・デザートなどの約800品目を運んでいる。これまでは、1日3便体制で運んでいたものを2便体制へと変更する。店舗への納品時間帯を変更し、配送コースも効率化する。
これまで北陸地区の米飯工場では、2つの工場がそれぞれ約70品目のおむすび・弁当などを製造していた。今後は工場ごとに製造する品目を分担して生産効率を高め、価値ある商品づくりと安定した商品供給につなげる。
2便体制にすることで、総走行距離は年間約150万キロメートル減、二酸化炭素排出量は約3割削減を見込む。

おむすび・弁当などの配送を、1日2便体制に変更する