- 物流企業
25/09/09
日通、和歌山市に物流拠点を新設
NXグループの日本通運(本社・東京、竹添進二郎社長)は9月1日、和歌山市で新たな物流拠点「NX和歌山西浜ロジスティクスセンター」の稼働を開始した。多様化・高度化する顧客ニーズに対応し、地域産業の発展と事業拡大に貢献する。
所在地は和歌山市西浜796ノ1。鉄骨造2階建てで、延べ床面積は7818平方メートル。阪和自動車道の和歌山インターチェンジから約8キロメートルで、市内中心部へのアクセスも良好な立地。
製造業の集積地にも近接しており、門前倉庫として顧客の生産計画に連動したジャスト・イン・タイム納品などの効率的な物流サービスを提供できるという。今後は太陽光パネルや省エネ型空調設備を導入することで、持続可能な物流サービスにもつなげる。
和歌山市西浜エリアは、化学産業や製造業が集積する地域。近年、地域の物流需要が高まる一方で、慢性的な倉庫不足や既存施設の老朽化が課題となっていた。

「NX和歌山西浜ロジスティクスセンター」外観