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25/09/08
ナビタイム、「トラックカーナビ」に特車用ルート編集・共有機能
ナビタイムジャパン(本社・東京、大西啓介社長)は9月4日、トラック専用カーナビアプリ「トラックカーナビ」で、ウェブ版での特殊車両用ルート編集機能と、スマートフォンアプリへのルート共有機能の提供を開始した。
ウェブ版で特殊車両通行許可を得たルートに編集し、申請した経路をそのままアプリに共有してルート案内することが可能となった。
ウェブ版の「支援機能」で「特車ルート」をオンにすると利用できる。特車通行許可を得ている道路を利用するため、道路交通規制や車高・車幅・重量制限などにとらわれないルート編集ができる設計。ルート案内中の道路状況の変化に応じた自動的なルート再検索は行わないが、ドライバー自身が運行前に地図上で注意地点を確認できる機能をはじめ、ルート案内中の右左折・注意地点などの案内は通常通りに発話する。
プレミアムプラスコース会員向けの機能。ただし、11月30日までの期間限定で、同じくプレミアムプラスコース会員向けの「ルート編集&共有」機能と合わせてプレミアムコース会員でも利用できる。
ナビタイムは9月10~12日、東京ビッグサイトで開催される「国際物流総合展2025第4回イノベーションEXPO」に出展し、同機能について紹介する。
同アプリはこれまでも大型車規制や車高・車幅制限を考慮したトラック専用のルート案内を提供してきたが「特殊車両に対応してほしい」「許可されたルートを再現し、ナビゲーションできるようにしてほしい」などの要望がアプリユーザーから寄せられていた。

「トラックカーナビ(ウェブ版)」の「支援機能」で「特車ルート」をオンにして利用する