• 物流企業

25/09/08

上組、北海道・苫小牧港に政府米などの物流センターしゅん工

 上組(本社・神戸市、深井義博社長)は9月1日、新たな物流拠点「晴海物流センター」を北海道の苫小牧港にしゅん工した。政府米・国産飼料米などの貨物の需要拡大に応える。庫内に160トン分のバルク車積み込みホッパーを設置し、安定的な物流サービスの提供を図る。
 所在地は北海道苫小牧市晴海町42ノ1。敷地面積は約2万6082平方メートル。鉄骨造2階建てで、延べ床面積は約1万5318平方メートル。垂直搬送機2基を備える。全灯LED照明。
 定温庫をメインとしながら一部を冷蔵庫・燻蒸(くんじょう)庫とすることで、多様化する商品に対応する。また、同社の既存施設よりも苫小牧港に近い立地で、輸送時間の短縮につなげる。
 グループは引き続き、中期経営計画の目標達成を目指し、基本方針の一つの「国内基盤事業のシェア拡大・強じん化」に向けて取り組む。

                           「晴海物流センター」外観