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25/09/04

上組、和歌山県御坊市に出張所開設 バイオマス燃料の物流業務で

        作業風景

 上組(本社・神戸市、深井義博社長)は8月21日、和歌山県御坊市に「和歌山御坊出張所」を開設し、同日開所の和歌山御坊バイオマス発電所でバイオマス燃料の荷役・保管・輸送業務を開始した。
 同出張所は和歌山県御坊市日高港工業用地内の発電所事務所棟内2階に設置。木質ペレットやPKS(ヤシ殻)の荷役・保管・輸送業務を担い、同社がこれまでに培ってきた木質バイオマス燃料の取扱いノウハウを生かし、同発電所への安定供給に貢献する。所長には橋本圭史氏が就任した。
 同社は、中期経営計画の基本方針に掲げる「新たな物流ニーズに対応した事業拡大」に基づき、新エネルギー関連事業の強化に取り組み、日本の再生可能エネルギー導入促進やカーボンニュートラルな社会の実現に貢献するとしている。
 和歌山御坊バイオマス発電所は、エネウィル、大阪ガス、SMFLみらいパートナーズが共同出資する和歌山御坊バイオマス発電合同会社が運営している。